春乃れぃ

GIRLS×Babylicious -42

2010/07/26 00:00 - GIRLS×Babylicious

男友だちと「女の友情」について語っていた7月某日夜。

 

「女ってさ、友だちの持ち物なんかを”カワイイ!”とかよく言ってるけど、

あれって本当に可愛いと思ってるの? 本当はどうなの? れぃはどうなの?」

 

と、聞かれた。わたしの答えはとっても簡単。

 

春乃れぃの時は、思ってなくても言う。リップサービスも仕事のひとつ。

でも、本名の「れいこ」の時は思ってなければ言わない・言えない・嘘は吐けない。

 

「きちんと使い分けてるんだ」

「あったり前じゃん。春乃れぃの半分はサービストークで出来ています」

 

「ギャハハ! じゃ残り半分は何で出来てるんだ?」

「リップサービスという名の優しさ」

 

そんな正直さが売りのわたしは、

女性が口にする「カワイイ!」の87%は、真実じゃないと思っている。

 

なぜなら。

 

「大丈夫! めっちゃ可愛いから!」

と、飲み会に連れてこられた女の子が

“めっちゃ可愛かった”例を見たことがない。

 

「長澤まさみに激似で超可愛いから!」

と、紹介された女の子はイニシャルだけが、

長澤まさみと同じ『M.N』だった。

 

「ほんとに信じられないくらい可愛い子だから!」

と、オススメされた女の子は”信じられないくらい普通”だった。

 

――このような話をとてもよく耳にするからだ。

 

女性が発する「可愛い」は、やはり87%盛られている。間違いない。

 

暑中見舞いハガキに印刷された、家族写真。

「待望のお姫様が誕生しましたー♪」

 

年賀状にプリントされた、ファミリー写真。

「我が家のプリンスも1歳になりまちた♪」

 

携帯の待ち受け画面に設定された、お嬢さまの笑顔。

パソコンのモニター画面に設定された、ご長男のとぼけた顔。

 

「どう? うちの子、可愛いでしょ?」

「かっ、かっ、かわい……くにゃい……」

 

誤魔化すように、フェイドアウトしていく語尾。

でも、わたしの顔はどうも正直に出来ているようで。

 

「れぃちゃん、顔引きつってるよ……」と、言われること多々。

申し訳ないような、申し訳なくないような。そんな気持ちでいっぱいです。

 

その昔、付き合っていた恋人と長距離ドライブ中に

「あの芸能人のお顔は、自分の美的センス的に何点か?」を言い合うことになった。

 

「キムタクは?」――「100点!」「95点!」

「柴咲コウは?」――「100点!」「100点!」

 

自分たちの顔面レベルはさておき、

言いたい放題なのが楽しかったようで、彼はノリノリでこんな質問をしてきた。

 

「じゃあさ! じゃあさ! 俺の妹は?」

「25点!」

 

即答だったわたしに彼は真顔で問うた。

 

「100点満点中の25点ってこと?」

「もちろん! でも、性格は75点だよ!」

 

「フォローになってないから……」

「なんか、ごめんね?」

 

正直すぎるわたしをわたしは、嫌いじゃない。

むしろ、大好きすぎて仕方がない。

 

 

 ―続く!

 

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